健康保険より手厚い給付が受けられる

仕事中にけがをしてしまい病院に行った時、皆さんはお持ちの「保険証」で治療を受けますか?
これは原則として「間違い」です。
業務中・通勤中の多くのけがは「労働災害」であり、健康保険は使えません。
職場(事業主)が加入している「労災保険」で治療を受けることになります。
病院が労災指定であれば、患者さん(けがをした労働者)の自己負担は無しで治療を受けられます。
労災指定でない病院の場合は、いったん患者さんが治療費を立て替えることになりますが、労働基準監督署へ所定の用紙で治療費を請求することで、お金が戻ってきます。
また、労働災害が原因で仕事を休むことになった場合、休業4日目から日給の60%相当額が患者さんへ支払われます。
万一労働災害が原因で死亡したり、後遺症が残ったり、あるいは介護が必要になってしまった時には、本人や遺族に年金や一時金・葬祭料などが支払われる制度もあります。
このように労災保険では手厚い給付が受けられますので、労働災害に該当する時には職場や病院へきちんと申し出るようにしましょう。
なお、労働災害に労災保険を使わず、健康保険で対応するのは「労災隠し」となり法律違反となりますので、くれぐれもご注意ください。

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